たまごの育児日記

二人の子供をもつ父。大企業⇛ベンチャーに転職し、うつ病になる。

最近なんだか調子がいい

最近いろいろと調子がいい。
仕事面では、今の会社にあった仕事の回し方が身についているように感じるし、
家庭でのストレスも少なくなっている。

何がいい効果につながっているのか、振り返ってみてもいいかもしれない。

仕事面

組織の変化

組織構造が変わった。上司が上司でなくなった。
異動とか降格があった訳ではなく、ベンチャーらしくフラットな組織体系に移行した。
組織体系の変更と同時に私の役割もひろがり、
元上司が苦手としていて、かつ、私が得意とする領域の仕事がふえた。
私の得意領域であれば元上司も認めてくれたのか、自然と対等な立場で話をすることが多くなった。

また、私自身がインターン生をマネジメントするようになったので、
上司の気持ちを少し理解できるようになった。
「自分の部下が入社後いかに早く力を発揮できるか」は上司の責任。
私の得意領域が見つかったことで、
活躍させねばというプレッシャーから解放されたのではないかと想像している。
*フラットな組織なので、上司-部下という概念ではないが、マネジメント-被マネジメントの関係は一部残っている。

振り返ってみれば、同じようなプレッシャーを前の会社の上司も抱えていたはずで、
当時は気付き得なかった感情や思いを想像できるようになってきた。
組織の変化が私自身の考え方に影響を与えているのを感じる。

ベンチャーに転職したことで、マネジメントの経験は早まり、成長に繋がっている。
転職してよかったと感じる。
自分の決断に肯定的になれるのはとても大きい。

人間関係の変化

今の会社で同志と呼べる人が見つかった。
ご飯を食べにいったり話をしていると、共感することも尊敬することも多い。

悩みを共有できる仲間がいるのはとても心強く、
切磋琢磨しながら前に進んでいる実感がある。
心から信頼できる仲間づくりがいかに重要か、納得することができている。

家庭面

怪我の功名

文字通り怪我をした。
怪我をしたことで妻と喧嘩もしたが、お互いに考えていることを本音で話すことにつながった。
転職前は単身赴任状態でまともに喧嘩もままならなかった。
喧嘩をできることすら少し前進に感じる。

意識の変化

正直なところ、上の子と下の子で愛着に大分差があった。
下の子は産まれてからほとんど一緒にいることができず、
上の子に比べて「我が子」という認識をあまり持てていなかった。
転職をして一緒に住むようになり、お留守番などで辛い時間を一緒に過ごし、
お互いに信頼関係が芽生えている。
物理的な接触時間が全てではないが、やはり信頼関係の構築に大きな影響を及ぼしている。

転職前は全国転勤で、どこに住み、
誰とどれだけの時間を過ごすか、自分で決められていなかった。
転職したことで、時間の使い方を自分で決められるようになった。
自分にとって優先したいことが何か見えているのであれば、
それを優先することが満足につながると実感している。

結論

転職は正解だった。