たまごの育児日記

二人の子供をもつ父。大企業⇛ベンチャーに転職し、うつ病になる。

男の私が育休を取得した理由

私は現在二か月間の育児休業期間中です。

なぜ、育児休業を取得しようと思い立ったか記しておきます。

 

育児休業を取得したいと思った理由

育児休業をとりたいと思った理由は以下の三つです。

  • 家族と一緒にいる場を確保したい
  • 今後に備えて育児のスキルを身につけたい
  • 仕事と家族の時間のスタンスを明確に示したい

それぞれ細かく説明します。

 家族と一緒にいる場を確保したい

せっかく好きな人と結婚してかわいい子供ができたんだから

家族の時間を大事にして生きていきたいと願っています。

 

ですが仕事を目一杯していると、業務時間以外でもなんだかんだ仕事にとらわれます。

帰宅してからも考えるのは仕事のことばかりだったり、

土日に仕事を持ち帰ってしまったり。

私の性格の問題もありますが、あれこれ仕事にとらわれてしまって

家にいても家族との時間に集中できていませんでした。

ホームドラマによくある、父親が気のない返事をするあれに近い状態です。

 

気持ちの切り替えが上手に出来るならいいのですが

私はそれがうまくできません。

心ここにあらずで家族との場を共有出来ないなら

思い切って休業して育児に集中できる環境を作り出したい

と考えました。

 

今後に備えて育児のスキルを身につけたい

我が家は夫婦共働きです。

妻は育児休業を三年間取得していますが、いずれは復職します。

もし私の育児スキルが圧倒的に劣ったままだと

復職後の妻の負担がかなり増えてしまうことは容易に想像できます。

 

夫婦ともに経済的な責任を担っているのに

家事や育児の負担の差が大きいなんておかしい

ですよね。

だから私も相応の育児スキルを身につけるために育児に集中したいんです。

 

現在娘は10か月。

三回食まっただなかで、一日のそれなりの時間を料理に割いています。

献立の考え方や料理のうまい手の抜き方なんかを日々学んでおり、

離乳食に関するスキルはだいぶ身についてきた自信があります。

 

実はこの育休は二回目です。

あまり知られていませんが、育休って二回取得できます。

厚労省の説明ページを残しておきます。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/dl/tp0701-2o_0002.pdf

一回目の育休を産後8週間以内に収めたので、

二回目の育休を取得することができました。

 

まあ、仕事の関係で二回に分けてとったほうが都合がよかったので

この制度を利用したってのもあります。

ただ新生児期と今の時期、両方の育児に参加できたのは

スキルを身に着けるうえでかなり大きい経験でした。

 

仕事と家族の時間のスタンスを明確に示したい

どこもそうだとは思いますが、うちの会社のおじちゃんたちは飲み会大好きです。

飲み会じゃないとコミュニケーション取れないのかってくらい飲み会重視しています。

そんなおじちゃんたちの武勇伝(?)を聞いていると、

若いころは連日飲み歩いて、日が回ってから家に帰宅することが多かった

とかいう話が当たり前のようにでてきます。

 

飲みにケーションで意思疎通がとりやすくなったり、

仲間意識が強くなったりするのは、よくわかります。

ただ、飲み会に多くの時間をとられて喜ぶ人間ばかりではないんです。

私は家族との時間をたくさん取りたいと考えているし、

今後も家事・育児に積極的に取り組みたいので

午前様の帰宅を誇らしげにするような生活をおくることはできません。

 

私はこういう人間ですよ

というのを明確に示すためにも育児休業を取得しました。

効果は抜群で、一回目の育児休業取得以降

公式行事ではない飲み会を断っても文句を言われることはなくなりました。

 

人によって育休を取得する理由は様々と思いますが、

私はこんな理由で育休を取得しました。

それぞれの思惑が果たせたのかはしっかり振り返りたいと思います。